亀山×片桐「会長と社長から、
就活生のみなさんへ」

  • 亀山 敬司(DMM.com Group 会長)
  • 片桐 孝憲(DMM.com / DMM.comラボ 代表取締役社長)

DMMの過去から現在そして未来


まず亀山会長、DMMの創業の経緯をお話しいただけますか。

亀山

創業の経緯か・・・長いな(笑)。

片桐

露天商から話さないと(笑)。

亀山

簡単で良いかな(笑)。うちは石川県のビデオレンタル店から始めて、飲食店とか、旅行代理店とか色々やった中で、アダルトのDVD販売も始めて、そこからインターネット、そのままFX、太陽光、ゲームとか。まぁ色んなこと節操なくやってきた会社なんで、時代に合わせてどんどん商売、ビジネスを変えていくという感覚の方向でやっています。

今後、どんなDMMの未来を考えていますか?

片桐

今年はまず、今までDMMがやってこなかった、インターネットだけで完結するような、僕は「ピュアインターネットのサービス」って呼んでるんですけど、そういうインターネットカルチャーに寄ったサービスをいくつか出していこうと思ってます。
あと、今やろうと思っている事は、技術力アップと、もう一つは、組織自体をもっと小さいチームに分けていって、意思決定のスピードを上げていきたいと思ってます。というのは、一つ一つの事業が大きくなってきているので、そういう組織がどんどん大きくなり過ぎているので、もう少し細かくチームを分けて、事業の改善スピードを上げていきたい。
技術者もそうなんだけども、会社全体で勉強会とか、成長できる機会というのを作っていこうと思っていて、今それを準備しています。3月に移転したら、そこから始めていこうとしています。

これからのDMMに必要な人


これからどんな人材に入社して欲しいとお考えですか?

亀山

俺と片桐と共通しているのは、会社自体に現金を残すよりも、あらゆる新しいビジネスに投資をしていこうという方針が一致してるところ。なので、今ある利益を、新しいビジネスにどんどん投資をしていきたい。
だからこれから来る人に関しては、それを自分たちで作りあげていく人が欲しい。指示を待ったりとか、言われてることしかできない人じゃなくて、自分の方から新しいものを作りだせる人間、考える力のある人間に入って欲しいね。
55歳の俺でも35歳の片桐でも思い浮かばないものを、新しい20代の人間たちが作りあげていく、そういうことに期待をしている。

片桐

やっぱり一人では事業は作れないので、チームでものづくりできるとか、仕事ができるとか、そういうチームで仕事することに慣れている人に来て欲しいかな。
あとは、なるべくいろんな人。価値観だったりバッググランドに多様性がある方が良い事業が生まれる可能性が高まると思っている。

今後のグローバル化に対して、どのようにお考えですか?

亀山

DMMは衰退産業から成長産業に、どんどん転換していって生きのびてきた。だから、日本自体もこれから人口が減ると考えれば、海外に出ざるを得ない。グローバル化は必然的にしなくちゃいけない。ただうちはまだまだ基本的に日本人が多いんで、グローバルな人間が欲しい。英語や他言語のできる日本人と、日本語のできる外国人を積極的に採用したい。国内だけに留まらず、海外にも出られる人間、そういう人たちに来て欲しいかな。

片桐

今、DMM.Africaはどんな感じなんですか?

亀山

アフリカはね、まだ始めたてなんだけど、とりあえずルワンダで会社を2社買収するところから始めた。ルワンダはこれといった産業がないんで、ITに力を入れてるんだよ。アフリカでもキューバでもミャンマーでもどこでも行くよ!って言う気構えのある奴に来て欲しいな。

片桐

僕が今やろうとしているのは、今年1月に買収した音楽のサービスでnanaやクラウドストレージPOOLを、アメリカ、ヨーロッパ、アジアに広めていこうと思ってる。nanaもPOOLも基本的にネットだけで完結する、スマートフォンがあればアプリだけで完結するサービスなので、まずはそこから世界にチャレンジしたい。

亀山

今は、20代、30代の若手のベンチャーを買収してる。その会社に社内からも人を送り込んで、資金もつけて育て、海外に展開できそうなサービスをどんどん作ろうとしている。

片桐

POOLを作っているチームでは若手のモバイルサービスが得意な人たちが集まってるんで、ここからPOOL以外の新しいサービスもどんどん作っていけるんじゃないかな。

海外に展開してく上で、必要なスキルや経験などはありますか?

片桐

もちろん学生時代に海外でインターンや留学したことがあるとかも大事だけれど、何か1つのことを集中してやってきた経験があること。創造性のあるオタク。
世界で一番といえるものがあるとかそういうものがある人は強いよね。
あとは、もし自分が経営者だったらどうやって売上をあげるかとか、ゲームの運営者だったらどうやってユーザーを喜ばせるか、そんなことを想像していることに意味があると思う。
その仕事に対する覚悟があるかどうか、ということも大切。それは国内の仕事だから、とか海外の仕事だからという区別は特にないと思う。

それは今まで出会って来た人たちから感じたことですか?

片桐

うん、経験上。何か新しいアイディアが必要な時とかもそういう経験が活きると思う。

亀山

片桐が集めてきた若手のスタートアップとかっていうのは、俺の理解できないクリエイティブとか技術力の世界で、サービスを作り上げている感じ。一方でビジネスっていうのは、どうしても、広報とか運営とかサポートとか、そういったのが必要なんで、そこは既存の経験のあるDMMのスタッフ達が、フォローしていけばいいなと。
あとビジネス全体的に言えば、資金繰りとか営業、人脈とか大人のズルさも含めて商売っていうのは必要なので、そういったところを技術者と組んでいきながら、能力を活かしていこうっていうのが考えかな。

片桐

僕もそう思います!nanaとかはカルチャーの塊なので、それをマネタイズしていくとか、もっと広めていくってのは、ある程度大人の、経験がある人がやっていった方が、やっぱり上手くいく気がする。

亀山

片桐がピュアインターネットの人間達を集めて、テクノロジーやイノベーションを指導していく。俺はどっちかっていうと若いやつらに、商売を教えて大人のズルさやしたたかさを身につけさせる、みたいな教育になるかな。それぞれ求める場所があるし、チームとしてはどちらも必要なので、各自が興味あることを学んで育って欲しいね。

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